ボルドーにて <1ヶ月目>
ボルドーに住んでおよそ一ヶ月経ちました。
一ヶ月過ごしてみて感じたこと
活気がある一方、穏やかで過ごしやすいというのが第一印象です。
ボルドーは街全体が世界遺産であるだけあって観光客は多く、
また、至る所で建設工事が行われていてにぎやかな雰囲気です。
街の中心には、古い建築が立ち並び目を引きます。
商業地としても栄えていて、必要なものはなんでも揃うし、「トラム」という路面電車が走っているので移動は楽。
気候はとてもよく、都市でありながらも自然が多くて気持ちいい。晴れた日の午後には公園でピクニックする人をたくさん見かけます。
「フランス人が最も住みたい街」と言われるのも納得できます。
ボルドーの魅力
ボルドーの魅力の一つは「自然と都市」の調和、また「歴史と先進」の調和にあると思います。
ガロンヌ川をはじめ自然に恵まれた環境で都市として発展し、
歴史的建造物を遺産として残しつつ現代的な都市開発が行われている
そして何よりも、ごはんがおいしい
こういった要素がうまく調和しているからこそ皆が住みたいと思うのかな。
部屋探し
人気なぶん、部屋探しには苦労します。街の外れ、交通不便、家具付きでだいたい家賃500€ぐらい( 約65000円)が相場かと思います。治安が悪い地域なら400€ぐらい(約50000円)のものもありますが、夜はほんとに怖い。たまにみつかる良物件はすぐとられます。
学校が多いので、時期によっては学生との取り合いです。フランスの学校は9月に始まるので、新学期に向けてみんなが移動する7、8月は家賃の相場も上がって探すのは大変とのこと。
5、6月は学生が休暇に入って退居する時期なので、穴場です。
部屋を探すには、「Leboncoin」というウェブサイトが便利。不動産業者だけでなく、一般の人も賃貸物件を掲載しています。
フランスで正式に契約して入居するためにはたくさん書類が必要なので、私のように手ぶらで来ると怒られます。
学生であれば簡単に受け入れてくれるようですが、そうでないと収入があることを証明したり保証人を用意しなければいけません。
私の経験では、
・身分証明書(パスポートなど)
・直近3ヶ月の給与明細または直近の納税証明書
・フランス在住保証人の身分証明書、納税証明書
を求められることが多かったです。
「書類がない?家賃前払いならぜんぜんいいよ?」みたいなおっちゃんもいますが、たぶんやめたほうがいいです...
何の肩書きもない外国人が急に住み着くのは難しい、
と外国人になって気づきました。